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2012年9月10日 (月)

腰越城 【武蔵】

場所:埼玉県比企郡小川町腰越(地図)
訪問:2011年4月
形態:山城
遺構:曲輪・枡形・空堀・土塁・土橋・井戸・石積みなど
指定:県指定史跡
駐車:有 ※パトリアおがわの駐車場
満足:★★★★★★★★★(9.0点)

腰越城は松山城主上田氏の家老だった山田伊賀守直定の居城だったと伝えられている山城です。
採掘によって城域の一部が消滅してしまっていることは残念ですが、コンパクトながらもいかに小兵力で敵を防ぐかという工夫の跡が随所に見られ、非常に見応えのある城跡だと思いました。

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↑案内。

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↑麓から見上げた腰越城。

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↑国道を、ちょっとはいったところに設置されている木戸。

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↑竪堀も一部利用してしてるのかなと思う登城道。

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↑縄張り図。ポイントの箇所に数字をふってみたので以下説明の際の参照にしてみてください。

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↑①部分。尾根まで登ると二重堀切が出迎えてくれます。

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↑②部分。この竪堀を登ると二の郭→本郭と目指せますが、往時に登るのは難しそう。

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↑③部分の横堀。

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↑④および⑤。②以降は竪堀を利用して複数の分岐を設置することにより、寄せ手を混乱させる狙いがあったのかもしれません。

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↑⑥部分にある囮虎口。入口には石積みが施されており、重厚な雰囲気を装っておびき寄せやすくしていたのかもしれません。

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↑⑦の堀切。ここに到着するまで常に頭上からの攻撃を受け続けることになり、かなりの痛手を負いそうです。

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↑城址最南端の西の郭。この先は採掘によって消滅してしまっていますが、古絵図だと山には二つのこぶ状の峰が描かれていることから、往時はさらに別の郭が存在していたのかもしれません。

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↑小口郭の虎口にも工夫が見られます。まずは⑧部分、奥の突き当りを右に曲がると・・・

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↑Пのように折り返させ細道を登らさせられます。少しでも寄せ手の動きを鈍らせようとする努力の跡がここにも見られますね。ちなみに、構造的には比企型虎口と呼ばれる形状です。

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↑二の郭。

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↑本郭の虎口手前に設置された腰郭。本郭の壁面には石積みが多少残されています。

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↑本郭。案内は豊富に設置されています。

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↑腰越城の傍には山田屋敷跡や安戸城もあるみたいです。

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