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2012年10月21日 (日)

葛山城 【駿河】

場所:静岡県裾野市葛山(場所)
訪問:2011年10月
形態:山城
遺構:曲輪・空堀・土塁・土橋など
指定:市指定史跡
駐車:有
満足:★★★★★★☆☆☆☆(6.0点)

葛山城は東駿河に勢力を誇っていた葛山氏の居城だったお城です。地域的には甲斐と相模に挟まれた非常に微妙な場所で、境目の領主としての苦労は相当なものだったと推察されます。あの北条幻庵も母は葛山氏出身の人物だったみたい。
当初は今川氏に臣従していましたが、今川氏が衰退すると武田氏に付き従うようになっていきます。しかし時の当主・葛山氏元は武田氏に謀反の嫌疑をかけられ、処刑されてしまいました。葛山氏は信玄の六男・信貞が継承しますが、武田氏の滅亡に合わせて葛山氏も滅亡してしまいます。

要害だけでなく居館も残されているので、あわせて訪問できるのが良いですね。ちょっとタイミングが悪くて整備中だったのが残念でした。そのうちにまた行きたいですね。

※動画はまだ作成していません

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↑案内図。付近には城館跡がたくさん残されているので、一乗谷のように整備されていれば面白いかも。

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↑遠視。

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↑麓の寺曲輪に建立されている仙年寺。居館っぽい雰囲気がでていて良いです。

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↑その仙年寺の裏手には葛山氏の墓所がありました。

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↑本丸。東屋には鳥瞰図が立てかけてありますね。

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↑構造は梯郭式ですね。主要部を堀切で断ち切るこの構造が、次に紹介する大畑城とそっくりです。

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本丸北側に残る土塁。畝形状空堀の看板もありますが、ちょっと藪で判別がつきませんでした。

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本丸を取り巻く帯曲輪。奥に見えるのは二の丸です。

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↑西曲輪から見た
の二重堀切。

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水の手。山上にある沢ですが、今でも豊富に水を湛えています。

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↑水の手から、さらに西に進んでいくとお社があってまとまったスペースが。この辺りは旧葛山城と考えられているみたいです。

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本丸東側の堀。こちらも二重堀っぽかったように記憶していたけど、気のせいかな・・・

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↑東曲輪。本丸の東側は重機の轍などで、いまひとつハッキリしない場所が多かった・・・

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↑大手曲輪。周囲には腰曲輪と思しき曲輪もちらちらと散見できました。

Katurayama_015_
↑居館跡。しっかりと土塁で囲まれています。

畝状竪堀群(畝形状空堀)は残っていても保存が本当に難しそうなんで、仕方がないですね。山上の、ましてや崖となると簡単に風化して無くなってしまいそうですし。

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