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2013年4月20日 (土)

小高城 【常陸】

場所:茨城県行方市小高(場所)
訪問:2013年3月
形態:平山城
遺構:曲輪・横堀・竪堀・土塁など
指定:不明
駐車:案内板の付近に路駐
満足:★★★★★★★★(8.0点)

今回は小高氏の居城だった小高城です。小高氏は行方四頭の一角で、鎌倉時代の初期に行方城主の為幹が小高に居城を移し、小高氏を名乗ったのが小高氏の始まりとされています。
小高氏は徐々に周囲に勢力を伸ばしていきますが、佐竹氏による「南方三十三館の仕置き」にて親子共々誘殺され、小高城は落城。その後は佐竹家家臣の大山義則が城主として配備されますが、佐竹氏の秋田移封に伴って小高城は廃城になったものと推察されています。

三の曲輪や四の曲輪は耕作地化されていてあまりパッとしませんが、主要部である一の曲輪や二の曲輪は土塁がきっちりと残されていますし、なによりも横堀や竪堀がよく保存されているので、小高城は非常に見応えがありました。
何気に城域が広大なので、一の曲輪の周囲を囲む腰(帯)曲輪などは、途中で端折ったりしてしまいましたが、自分的には大満足ですね。雰囲気も良いですし、お勧めです。

※動画はまだ作成していません
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↑案内に描かれていた縄張り図。

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 Ⅲ郭及びⅣ郭。今は段差で区切られているだけですが、案内にある縄張を見ると、段差の手前に堀が描かれていますね。
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 Ⅱ郭とⅢ郭の間にある堀。なかなかの広さがあって、感覚的には10m以上ありそうな感じを受けました。この堀はⅡ郭に向かう堀底道と竪堀に分かれているんですけど、写真右はその竪堀です。この写真では何がなんだか判別がつかないかもしれませんが。
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↑道が二手に分かれていますね。右のスロープをあがった先がⅡ郭です。
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 このⅡ郭も現在は内部は農地として使用されています。写真右は周囲を廻る土塁。
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 案内では物見台と記されている場所です。薮で細かくは判りませんでしたが、先端あたりには堀も残されていました。往時はどのような役割を担った郭だったんでしょうか。
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↑案内の縄張には記されていませんでしたが、物見台の西脇にもしっかりした横堀も残されていました。なかなか厳重な構えですね。
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 Ⅱ郭と物見台の間の堀。これでも深さは4m近くあります。
Odaka_012
 台地先端のⅠ郭。かなり細長くて、あまり見たことの無い構造ですね。Ⅰ郭も土塁が良い状態で残されています。
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↑Ⅰ郭の周囲を覆うように囲む腰郭。
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 Ⅰ郭の土塁には1箇所、切り込みがありました。ここも虎口として使用されていたのでしょうか。
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 Ⅰ郭とⅡ郭の間の堀。この横堀に沿って歩くと、Ⅱ郭を一周することができます。

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